八角に咲く、ジュエリーの季。
森と川に囲まれた空間に、七人のジュエリー作家の作品が集います。
光の中で、それぞれのかたちがゆっくりと表情を変えていきます。
それぞれの距離で、作品と向き合う時間をお楽しみください。
森と川に囲まれた空間に、
七人のジュエリー作家の作品が集います。
光の中で、それぞれのかたちが
ゆっくりと表情を変えていきます。
それぞれの距離で、
作品と向き合う時間をお楽しみください。
5/22(金) 23(土) 24(日)
11:00-17:00 (最終入場16:30)
《参加作家》
柏倉主和
管まりお
杉山洋子
長井豊
中山あや
彦根美代
横山絵美
細い線材と細切れのチェーンを用いた独自の技法を追求し、しなやかに揺れるジュエリーを制作。
粒子のような極小の要素を連続させながら、繊細な構造と軽やかな動きとを同時に成立させ、光や陰影の変化までも内包したかたちを組み上げる。
身につけることで揺らぎが生まれ、その変化が時間の中で積み重なり、個々の表情として浮かび上がる。
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作家コメント
昔からある技法を技術的にどんどん掘り下げていく事により、繊細さと充分な耐久性を兼ね備えたしなやかな仕上がりが生まれました。その新しい機能性から生まれる美しさ、しなやかに肌に寄り添うデザインは「纏うジュエリー」という言葉があてはまります。
40年前、ベビーパールを素材とし、「かすみ草」をモチーフに創作した作品達は、5年後に「キャスミン」としてブランドスタートし現在に至ります。
出品作品について
18KG、プラチナを使用して作られた「キャスミン」と、10KG、925シルバーを使用した「イブキ」の姉妹ブランドです。控えめな佇まいながら、そっと胸元で輝き「静かな主張」を感じます。
素材/技法
ゴールド、プラチナ、シルバー、パール、カラーストーン各種
作家経歴
1987年 山形に工房を設立
1989年 インターナショナルパールデザインコンテスト入選
1990年 インターナショナルパールデザインコンテスト銅賞
1991年 ブランド「キャスミン」発表
1994〜2025年 フランス、イタリア、アメリカ、シンガポール、香港、中国各地で出品展示
2021〜2022年 (公社)日本ジュエリーデザイナー協会会長
1970年代以降のアートジュエリーの潮流の中、日本独自の素材や技法にこだわり、創意工夫、試行錯誤しながら制作を続ける。
植物や自然のかたち、日本的な感性を背景に、身体とジュエリーの関係の中でかたちがどのように立ち現れるかを探り続ける。
作品としての佇まいの中に確かな密度を備え、見る者の記憶にゆっくりと残っていく。
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作家コメント
1970年に開催された国際ジュエリーアート展は、衝撃的な展覧会でした。ヨーロッパを中心に、自由な素材による、創造的な海外の作品群だったのです。この影響で、1975年の公募展からは「自由な素材」が採用され、私は組紐と銀を使った作品で佳作。1976年には『組紐』と銀を『融合』させた作品で大賞を受賞しました。その後『漆工』も取り入れ、組紐と漆の融合も試み、また漆工の楽しさに惹かれ、独自の作品を創作してきました。
この度は、7年ほど暮らした宮城県のステキな森の中で、若い方々のご協力があって、7人展が開催できることを嬉しく存じます。
出品作品について
約40年の作品変遷、展開したシリーズそれぞれの一部を出品。
素材/技法
組紐 素材:絹糸・純金線など/技法:唐組・丸源氏など
漆工 素材:漆・籐・麻・ウレタン/技法:乾漆・平文・蒔絵など
金工 素材:24/20/18金・Pt・銀など/技法:彫金・鋳金
学/職歴
1969年 東京藝術大学美術学部工芸科卒業
~1972年 GK Indstrial Design Institute
1973年 『スタジオ・あや』設立、作家活動へ。
1979~2007年 朝日カルチャーセンター横浜 講師
受賞歴
1976年 国際ジュエリーアート展 大賞
1989年 Japan Design Competition 奨励賞
国際展
1980年 国際ジュエリー展 ウィーン美術館
1984年 <今日のジュエリー 世界の動向> 京都/東京国立近代美術館
1985年 <日本の工芸-伝統と前衛> ロンドンV&A美術館
2006年 <ジュエリー変貌のオブジェ> 東京国立近代美術館
個展
1975年~ ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドン、ヘルシンキ、東京、京都、金沢、仙台、広島 など
作品収蔵
東京国立近代美術館、ドイツ Pforzheim 美術館
著書
『組紐ジュエリー』美術出版社 (1979年)
『アートは女を変える』はまの出版 (1994年)
東京で基礎技術習得後にイタリア・ローマにて研修を重ね現地で工房を開設。
古典的な技法を基盤に据えながら、独自の造形感覚によって軽やかさと構造美を両立させ、装身具としての機能と美しさの関係を見つめている。
日常の装いに自然に馴染みながら、確かな強度と持続性を備えたかたちへと結実する。
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作家コメント
ジュエリーを作る職人家系に生まれた私にとり、金製品やジュエリーは見慣れた物でしたが学生時代1970年代の国際ジュエリー展で出会ったヨーヨッパの作家の自由な発想のジュエリーや今回ご紹介を頂きました「中山あや」氏の作品に出合った時の感動は、今でも忘れがたいものがあります。
そして学生、弟子入り時代を通し「いつか自分もジュリーの本場に」という思いが募り1982年からイタリアのローマに行く事にしました。美術アカデミア、宝飾店工房での就職後、1991年からはイタリア人と共同で工房を開き、計28年間をローマで過ごすことに成りました。
イタリアのジュエリーは紀元前から現代に至るまで実に長い歴史の中で育まれ、ジュエリーはイタリア人にとって欠かすことのできない体の一部になっている様です。また、お客様と作り手が直接コミュニケーションをとりながらジュエリーを作って行くのがイタリアのボッテーガ(工房)の伝統でもあります。
お客様自身の自分に合ったジュエリーを選ぶ目、使い方にも個性があり、私達作り手も勉強させて頂く機会が多々あります。この度の「ジュエリー作家7人展」でもそのようなお客様との出会いがある事を楽しみにしています。
出品作品について
今回は題材、素材、技法共にクラシックからコンテンポラリーなものまで様々なものを展示させていただきます。その中に少しでも私の中のローマ史を感じて頂ければ幸いです。
素材/技法
K18ゴールド、ステンレススチール、ダマスカススチール、パート・ドヴェール(ガラス)、ダイアモンド ほか
作家経歴
1969年 東京都立工芸高等学校金属工芸科卒業
1977年 和光大学人文学部芸術学科卒業
1982年 イタリア・国立ローマ美術アカデミア Scuola Libera入学
1990年 ローマ・Francesca Romana Gioielli 社設立
2003年 ローマ・Loepp & Nagai 工房設立
2009年 帰国、Bottega Orafa Nagai工房設立
ローマ・ゴールドスミスギルド承認マエストロ会員(1508年設立)
公益社団法人日本ジュエリーデザイナー協会会員
自然界に見られる構造を手がかりに、有機的な広がりを持つフォルムを丁寧に制作。
小さな銀の粒を積み重ね、柔らかな塊へと昇華させた「coral」シリーズはそこに宿る瑞々しい生命力を表現している。
密度の中にわずかな揺らぎを含みながら、見るたびに異なる印象が立ち現れる。
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作家コメント
自然から受け取ってきた「やさしいかたち」をテーマにジュエリーを制作しています。その創作の歩みの中で、私の心に深く刻み込まれているのが、珊瑚の産卵という神秘的な情景です。
満月の夜、真夜中の海で一斉に始まる珊瑚の産卵。暗い海に解き放たれた無数の小さな命が、ぷくぷくと光り輝きながら漂う光景は、あふれんばかりの生命力に満ちています。この生命誕生の瞬間に着想を得た「coral」シリーズは、小さな銀の粒が集まり、その一つ一つが小さな光を生み出して、ふっくらとしたやわらかなかたまりのようなジュエリーになっています。
自然豊かな木漏れ日が降り注ぐ森のギャラリーで、ジュエリーたちが放つ光、その内側に宿る生命力を感じていただけましたら幸いです。
出品作品について
小さな粒々を集めて、ぽこぽこ、ふっくら、ふんわりと、楽しいかたちを作りました。
素材/技法
銀/ロストワックスキャスティング
作家経歴
1996年 女子美術大学卒
2010年 日本ジュエリーアート展 奨励賞受賞
2018年 JJAジュエリーデザインアワード 経済産業大臣賞、JJDA会長賞受賞
2019年 International Jewellery Design Excellence Award 受賞、他
公益社団法人日本ジュエリーデザイナー協会 正会員
フランスでの生活を通して、文化や装飾の持つ力を見つめながら制作を続ける。
身につける人の内面や感情に寄り添いながら、日常の装いの中に自然に溶け込むバランスを探り、装飾性と軽やかさの関係を丁寧に組み立てている。
控えめな存在でありながら、ふとした瞬間に印象を引き上げ、装うことの魅力を感じさせる。
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作家コメント
小さいころからフランスの美術、音楽、映画が好きで、日本に欲しい物がなく悶々としてた学生時代に旅行に行ったパリですべてがキラキラと輝いてすてきな物に溢れていた。そこから自分がフランスの文化丸ごと好きだったことに気づき、武蔵野美術大学卒業後、大手広告代理店でデザイナーとして大手企業の広告を手掛けながらお金を貯めその後渡仏。再度フランスに一人旅に出てパリに恋をして住むことを決意。二年間パリで生活しながら素顔のパリの文化を学ぶ。フランスに住むことによってわかる日本との違いを感じながら、デザインとは何か、ファッションとは何か、色とは、個性とは何かを学び、フランス人の文化を吸収。
帰国後ヨーロッパのクラフトマンシップに刺激され母や叔父の影響もあって小さい時から慣れ親しんだジュエリーの世界へ!アトリエドオールで下働きをしながら日本クラフト宝飾学院にて専門的な技術を学び5 年の下済みを経て独立し仙台に戻る。現在、オリジナルアクセサリーを作る傍ら、フランスと日本の懸け橋になるべく文化交流活動も手掛ける。
出品作品について
シルバーや天然石を使い、日常に着けやすく、身に着けて楽しく元気に幸せになるように、そして御守りにもなるような作品を出品いたします。
素材
シルバー、K18ホワイトゴールド、パール、天然石
作家経歴
武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒
有限会社モンベルテ代表取締役
公益社団法人日本ジュエリーデザイナー協会
泉カルチャー講師
日常の中で生まれるかたちや感覚を手がかりに、主に銀を用いた装身具を制作。
身体の動きや所作に呼応する構造を意識しながら、単純な造形の中に緊張感と余白を同時に内包させ、視覚と身体感覚の両方に働きかける。
身につけたときにわずかな違和感や変化が生まれ、その感覚が意識を引き寄せる。
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作家コメント
晴れわたる青い空、ふと見上げるとスカイツリーに旅客機が美しく交差して飛んで行きました。日々目にする様々なかたちや感触は内に留められて、ある時制作のヒントとなり現れてきます。それを手繰り寄せ、主に銀を素材として装身具を制作しています。
完成をおおまかに決めてつくり始める制作方法の途中では、ちょっとした加減で全体の印象や着け心地が大きく変化することに気づくことがあります。からだとかたちの関わり、身に着け人の心もちなどを想い、常に発見があり驚かされます。それは内なるかたちを探り装身具の可能性を広げる魅力なのかもしれません。
出品作品について
素材の持ち味を生かししなやかにはずむ力強さ、かたちの面白さや身に着ける楽しさなどを大切に制作した、ネックレス・バングル・リング・イヤリングを出品します。
素材/技法
銀/梨地、鏡面、あらし仕上げ
作家経歴
1985年 第6回インターナショナルジュエリーコンペティション・シュムックミュージアムフォルツハイム入賞
2000年 日本ジュエリーアート展 佳作
2001年 フィラデルフィア美術館クラフトショー
2001~2002年 現代日本ジュエリー展ロンドン
2014年 日本ジュエリーアート
2018年 公募2018日本ジュエリー展
自然や身近な存在から着想を得て、シンプルで遊び心のある造形のジュエリーを制作。
色彩や形態の組み合わせによって軽やかなリズムを生み出し、日常の中で自然に取り入れられるバランスと心地よさを探りながらかたちを構成する。
見る角度や状況によって印象がゆるやかに変化し、その変化が新たな見方を引き出す。
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作家コメント
ジュエリーは装飾だけにとどまらず、コミュニケーションとしての効果もあります。ジュエリーを身に着け、見た人が作品に興味を持ち話の糸口になることはジュエリーの魅力の一つだと思います。
私の作品は自然界や建造物から発想を得たものが多く、シンプルで遊び心ある造形を心がけています。
作品が完成した後、どんな方が出会ってくれるのかはとても気になるところです。
出品作品について
作品タイトル「夏の青」移り変わる空や波風、楽しげな声、海辺の情景をカタチにしてみました。
素材/技法
銀、岩絵の具、Rh(ロジウムメッキ)、革紐
作家経歴
白百合女子大学仏文科卒 中村ミナトに師事
1985年 現代宝飾デザイン展 デザイン賞
1988年 インターナショナルパールデザインコンテスト銅賞
1993年 ジュエリークリエイティブコンテスト金賞
1993年 日本クラフト展 優秀賞
1995年 Japanese Contemporary Jewelry (ベルギー・ゲント市)
2001年 Philadelphia Museum of Art Craft Show (USA)
2003年 伊丹国際クラフト展 大阪市立クラフトパーク賞
2016年 Today and Tomorrow (オランダ・ドイツ2017)
2022年 Contemporary Jewelry (伊賀市赤井家住宅)
(公社)日本ジュエリーデザイナー協会会員
会期中のカフェ営業について
展示とあわせて「cafe HAKKEI」もご利用いただけます。
森と川を眺めながら、ゆっくりとした時間をお過ごしください。
※会期中は席数とメニューを限定しての営業となります。
満席の際はお待ちいただく場合がございます。
989 1504 宮城県 柴田郡 川崎町 本砂金 栃原 18
● 東北自動車道 宮城川崎I.Cより15km、車で約25分
● 秋保温泉より15km、車で約25分
● 仙台駅より30km、車で約50分