PEOPLE

山本 由季|染色家

布を染める人。自然の条件や手の感覚に向き合いながら、時間をかけて布と関係を結んでいく仕事を続けています。扱うのは、主に帯や着物など、人の身体に近い距離で使われる布。身につける人の動きや、時間の重なりまでを想像しながら、素材や工程と向き合っています。

同じものを繰り返しつくることはなく、季節や湿度、染料の状態、その時々の判断が折り重なった結果が、そのまま一枚の表情になります。完成形をあらかじめ決めるのではなく、布がどう変わっていくかを確かめながら手を進めていく。その積み重ねが、仕事の核です。

由季野で行われるさまざまな活動は、この染色の仕事から静かに広がってきました。一枚の布をつくるための時間や姿勢が、場の空気や人の過ごし方にも少しずつ影響していきます。そんな循環が、この場所の土台になっています。


岩田 潤|翻訳・設計(
design / direction)

つくる人や仕事と、それを取り巻く場や時間との関係を整える役割を担っています。グラフィックやウェブ、空間などのデザインや、その進め方全体のディレクションを通して、ひとつの仕事が無理なく届くかたちを探っています。

つくり手の思いや仕事の強度を、そのまま別の文脈に置き換える。言葉やかたち、空間として伝え直す。その作業を重ねています。意味を足したり削ったりするのではなく、届く位置を少しずらすように。

前に出て何かを主張するよりも、全体の流れを見渡し、どこに余白を残すかを考えること。何かを足すより、残すべきものを見極めること。design / direction の立場から、由季野という場の構造や距離感を静かに設計しています。

2025.11.14
年内営業日と冬季休業のお知らせ
2025.11.01
11月のスケジュール
2025.06.07
第四回 由季野茶寮【終了しました】
2025.11.14
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